こんにちは、はるです。
先日 アヌシー国際アニメーション映画祭でグランプリのクリスタル賞を受賞したアニメーション映画『夜明け告げるルーのうた』を見てきました。
シュールな映画、ミュージカル映画、斉藤和義好きな私にとってアニメーション映画の最高峰に感じるくらいヒットしました。
好き嫌い、かなり人を選ぶ映画だと思うのでよければ下記情報を参考にしてください~!
目次
あらすじ
ー君の”好き”は僕を変えるー
寂れた漁港の町・日無町(ひなしちょう)に住む中学生の少年・カイは、父親と日傘職人の祖父との3人で暮らしている。父や母に対する複雑な想いを口にできず、鬱屈した気持ちを抱えたまま学校生活にも後ろ向きのカイ。唯一の心の拠り所は、自ら作曲した音楽をネットにアップすることだった。
ある日、クラスメイトの国夫と遊歩に、彼らが組んでいるバンド「セイレーン」に入らないかと誘われる。しぶしぶ練習場所である人魚島に行くと、人魚の少女・ルーが3人の前に現れた。楽しそうに歌い、無邪気に踊るルー。カイは、そんなルーと日々行動を共にすることで、少しずつ自分の気持ちを口に出せるようになっていく。
しかし、古来より日無町では、人魚は災いをもたらす存在。ふとしたことから、ルーと町の住人たちとの間に大きな溝が生まれてしまう。そして訪れる町の危機。カイは心からの叫びで町を救うことができるのだろうか?(公式サイトより)
感想
キャラクターが可愛すぎ
とにかくキャラクターが可愛くて目が離せなくなります。人魚のルーが跳ねて踊る姿も可愛くって踊り出したくなりました!
うんうん、一緒に踊っちゃうのわかるよ(操られてる…)!
苦手な光を浴びちゃう瞬間なんかは一緒に悲鳴あげるくらい。
会場にいる人全員「やめてー!るーをいじめないでー!」って思ってたと思う。
あと、わんぎょ。
犬が人魚化した生物(こういうとこがシュールで好き)をわんぎょと呼ぶんだけど、こいつらも可愛すぎる…!私なら絶対捨てたりしないのに!
この可愛らしいファンタジーな世界観が大好きになりました。
画像は 監督のTwitterより イラストいっぱいで可愛いです~
「夜明け告げるルーのうた」公開になりました
— 湯浅政明 (@masaakiyuasa) 2017年5月19日
誰でも楽しめる青春ファンタジーになっていると思います
人魚のルーや日無町のみんなに会いに来てくださいhttps://t.co/plkmnVKmbXhttps://t.co/QG2ZigJOkW pic.twitter.com/Dj5nZMMuEg
監督の鬼才
映像がぐにゃぐにゃ曲がったり、突然ミュージカルが始まったり、魚の骨だけが逃げ出したり、犬に嚙みついたらわんぎょになったり、目まぐるしく場面が変わって奇抜なシュールさについて行けなくなったと思ったら、主人公の男の子カイは母親の愛情と人魚のルーからの好きの言葉に揺れたりと超繊細。
そのギャップにどんどんハマっていき、ラストシーンに向けて繊細な心情とシュールな映像がヒートアップして超面白かったです。
名曲『歌うたいのバラッド』
この曲、大好きです。
1997年発売のこの曲を改めてゆっくり聴く良い機会になりました。劇中歌に使われていて、主人公の気持ちにすごい寄り添う曲。主人公のカイが決して上手くはないながらも歌うシーンには感動しました。
そしてそのあとエンディングでご本人登場~みたいなかんじで斉藤和義バージョンを改めて聞くと…身に染みました…
この曲を主題歌にチョイスするセンスよ! 斉藤和義ファンはこのエンディングを見る為だけでも、見る価値があります。
ラスト感動をありがとう
大変失礼ですが、見る前までは監督はシュールなかんじの作品ばかりを作ってるイメージ(勝手に)があって、感動とかはあまり期待していませんでしたが、
不意討ちで伏線回収からの超感動きたー!もう、色々シュールな場面とか事件とかがあったけど、全部が最後につながって全く予想できないラストにつながります。
私もまじで感動して涙ぐみましたが、隣のカップルはマジ泣きでした。
上映館・今後のスケジュール
関東での上演は今は池袋のみです。
池袋も6月23日(金)で終わってしまうので、すぐ見たい方は急いでください~
埼玉・千葉では7月から上映が決まっている映画館があるようなので下記リンクを参考にしてください。
まとめ
久々に期待以上のアニメーション映画でした!
もう上映館が少なくなってしまっていますが、チャンスあれば是非見て下さい~
最後まで読んでくださってありがとうございました!
はる
ほ、ほしい…