ともです!
突然ですが、「手編みのセーター」…ってダサいイメージありませんか?
〜とあるクリスマス〜
彼女「これ…貴方のために一生懸命編んだの…」
彼氏「(えっ気持ち重っ…そしてダサっ!!)」
みたいなね。
そんな切ない位置にあると思われる「手編みのセーター」。
しかし、おばあちゃんから教わった編み物が大好きな私。
恋人に編んだことはない(恋人どこだよ)としても、ブログの相方はると一緒にマフラーを編むなど、ひっそりと布教活動を行ってきました。
でも、手袋とかマフラーだけじゃなくていつかは大作を編みたい!!!
ってことで、いつもオシャレなセーターの本を探していました。
しかし好みなのがなかなか無いんですよね〜
そんな時に出会ったのがこの本!
なんとこちらの本、糸井重里さんの「ほぼ日手帳」で有名な「ほぼ日」から出版されているのです。
これだけでも、素敵な本に間違いない!
公式サイトはこちらから。
三國万里子作品集『うれしいセーター』 - ほぼ日刊イトイ新聞
目次
どんな本?
(三國万里子さんの「うれしいセーター」 - ほぼ日刊イトイ新聞より)
簡単に言うと「14着のセーターの編み方の本」なのですが、たくさんのトクベツが詰まった全く新しいニットの本です。
特徴を紹介してみます。
著者が着用者のためにデザイン
この本で紹介されているセーターは、全て一人のためにインタビュー&デザインし、編まれたもの。
メイキングはこんな感じ
三國万里子さんの「うれしいセーター」 - ほぼ日刊イトイ新聞
とにかく魂こもってます!
豪華出演陣
そんなニットの宛先は、宮沢りえさんを筆頭としたバラエティに富んだメンバー。
普通のニット本ではありえない、写真家あり画家あり歌手兼僧侶あり!?の魅力的な人選です。ほぼ日パワー。
豊富な写真
写真集か!ってくらいたくさんの写真が掲載されています。
いかにも、なカッコイイものからなんだか楽しげなものまで。
谷川俊太郎さんの写真なんて本当に素敵で。。
写真が多いと完成品のイメージも湧きやすいので、嬉しいですね。
著者のエッセイ
そして、空きページには著者のエッセイがあります。
私はこの本で初めて著者の三國万里子さんを知ったのですが、このエッセイを読んで一気に親しくなったような気になり、ネットサーフィンが止まりませんでした。
決して砕けた口調ではないのに(むしろ丁寧)なぜか身近に感じられ、クスっとしてはホロっとさせられる、素敵な文章です。
一気に三國さんのファンになりました。
三國さんのことを語りだすと絶対に長くなるので、またの機会に。。
どんなセーターがあるの?
セーターはここから見られます。
三國万里子作品集『うれしいセーター』 - ほぼ日刊イトイ新聞
自由さに溢れたオシャレなデザインなのに、とっても着心地が良さそう。
「手編みセーターはダサい」の概念が完璧に覆されます。絶対に。
初心者でも編める?
この本は、巻末にかなり詳しい編み方が書いてあるので、初心者の方でも編めると思います(本当に最初の「作り目」から「とじ方」まで網羅してある)。
なるべく指定の糸と針を使うとさらに成功に近づきます。
編み物って、基本的に編み図という設計図があって、その通りに編めばできるようになっています。
大切なのは根気のみ!
「カオジロガンセーター」を編んでみた!
私の記念すべきセーター第1作目は、「カオジロガンセーター」。
これは画家のミロコマチコさんのために編まれたセーターで、「カオジロガン」という鳥をイメージして作られたそうです。
こちら見本。
黒いのがノーマルで、白いのがアルビノ!
(三國万里子さんの「うれしいセーター」 - ほぼ日刊イトイ新聞より)
その時のミロコマチコさんのリクエストの絵がこちらなんですが、個性的で可愛すぎませんか…!?
(三國万里子さんの「うれしいセーター」 - ほぼ日刊イトイ新聞より)
てことで、カオジロガンセーター(ノーマル)を編むことに。
ベースの黒の指定糸はなんと売り切れ…!!
そこで、ネット上で似た材質と太さのものを探しまくり、やっとゲット。
編むこと数週間…
はじめてのセーターが完成しました!
完成写真
人生初手編みセーター の出来は如何に…!?
前
お腹のところがつるっとしているので、腕のモフモフがいいアクセントに!
後ろ
背中側はモフモフ全開!
鳥のポーズ (母リクエスト)
大満足!!
着心地も良いし、腕のモフモフしたところが気持ちいいし、ボリューミーなのに手首が見えるからすっきりしてて可愛い!!
みんなに褒められてご機嫌でした♪
「cloudy」を編んでみた!
さて1着目の成功に気を良くした私は2着目を編むことに。
2着目はエッセイストの平松洋子さんのために編まれた「cloudy」というセーター。
今回は指定糸を購入することができましたが、極太毛糸だったカオジロガンセーターと比べて毛糸が細い!
時間をかけて編み、模様を間違えては何度も編みなおし、やっと完成!
それが2日前(5月11日)になります。
いや、もう5月!!春真っ只中!!!
しかし、私が現在住む札幌はまだまだ寒い!いける!!
ってことで2日連続着て歩いています。
「はぁ〜札幌に住んでてよかった〜」
ものすごくニッチなところで札幌在住の喜びを嚙みしめる私。
完成写真
実物をブログで披露したかったので、母に写真を頼んだのですが、「忙しい」と断られたため、今まで培ってきた「自撮りスキル」をフル活用して撮影することにしました。
「植木鉢に埋めてセルフタイマーで撮影する」という応用テクニックです。
(私たちの自撮りスキル向上の軌跡はこちら。四国二人旅↓↓)
では作品です!
セルフタイマー5秒とは思えない自然な仕上がりをご覧下さい。
前
胸のところと袖に、模様が入っているのわかりますか?
後
背中も同じ模様。首周りがストレートで、前身ごろと後ろ身頃が全く一緒なのです。
「一枚編めたらもう一枚も同じ」と思うと編みやすいですね!
うれしいポーズ
自分の手でモノを作るって楽しいよ♪
みんなも編み物でハッピーライフ♪
(全て自撮りです)
最後は自撮りでよくあるハプニング、「セルフタイマーの途中で携帯が倒れて空の写真が撮れる」の一枚で締めくくりたいと思います。
植木鉢の中から見上げる空は青い。
手作りって楽しいよね!
全く読まれていないけど、おすすめ記事の四国シリーズです。
とも。