ミステリー小説大好き、はるです。
ここ7年間ずっとハマっている小説があります。
ミステリー×熱血クラシックというかスポ魂で読み始めたら絶対途中でやめれないほどおもしろいので紹介します。
累計100万部突破の岬洋介シリーズです!
岬洋介シリーズ目次
岬洋介シリーズとは
ピアニストの岬洋介が、周りで起きる音楽関連の事件を解決する推理小説のシリーズ。岬洋介があくまで関わった事件なので、主人公は各作品ごとに別の人物となっており、岬は事態解決やアドバイスなどを行う探偵役。
主人公がピンチの時、楽曲を練習する際に行き詰った時には必ず助けてくれるヒーロー的な存在です。
さよならドビュッシー
このミステリーがすごい大賞受賞作品!!
ピアニストを目指す遥、16歳。両親や祖父、帰国子女の従姉妹などに囲まれた幸福な彼女人生は、ある日突然終わりを迎える。祖父と従姉妹とともに火事に巻き込まれ、ただ一人生き残ったものの、全身火傷の大怪我を負ってしまったのだ。それでも彼女は逆境に負けずピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する――。
痛々しい火事から始まり、猛烈なピアノレッスン、次々起こる事件にどんでん返し。
スピード感がたまらなく面白いです。
そして穏やかに現れる岬先生がイケメン…!
会話も多くとっても読みやすいので、何を読むか迷っている方!ためしに手に取ってみて下さい。
おやすみラフマニノフ
密室で消えた2億のストラディバリウスを追え!
秋の演奏会を控え、第一ヴァイオリンの主席奏者である音大生の晶は初音とともに、プロへの切符をつかむために練習に励んでいた。しかし完全密室で保管されていた、時価2億円のチェロ、ストラディバリウスが盗まれる。脅迫状も届き、晶は心身ともに追い詰められていく。さらに彼らの身に不可解な事件が次々と起こり…。メンバーたちは、果たして無事に演奏会を迎えることができるのか。ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」がコンサート・ホールに響くとき、驚愕の真実が明かされる。
これは事件より、クラシックよりの一冊。
ヴァイオリン奏者の昌と岬先生のセッションからの拍手の海には通り肌がたちます。
さよならドビュッシーと同様にスピード感があるため読みやすい!
ミステリーが苦手な人も読めるはずです。
いつまでもショパン
岬洋介、気迫のショパンに感動
ポーランドで行なわれるショパン・コンクールの会場で、殺人事件が発生した。遺体は、手の指10本が全て切り取られるという奇怪なものだった。コンクールに出場するため会場に居合わせたピアニスト・岬洋介は、取り調べを受けながらも鋭い洞察力で殺害現場を密かに検証していた。さらには世界的テロリスト・通称“ピアニスト”がワルシャワに潜伏しているという情報を得る。そんな折、会場周辺でテロが多発し…。
涙なしには選べない感動大作。
岬先生がとうとう脇役から準主役的なポジションに。
物語のスピードが後半に向けてどんどん上がっていき、読み始めたら止まれません!
最後、犯人を突き止めるのと、ショパンコンクールの決勝で物語は最高潮を迎え、ラストのノクターンには本当に感動します。
岬洋介シリーズでは1番のおすすめですが、ドビュッシー、ラフマニノフ、ショパンの順で読むと、より感動を味わえるのでお時間ある方はその順で読んでみて下さい。
どこかでベートーヴェン
天才ピアニスト、岬洋介最初の事件
ニュースでかつての級友・岬洋介の名を聞いた鷹村亮は、高校時代に起きた殺人事件のことを思い出す。岐阜県立加茂北高校音楽科の面々は、九月に行われる発表会に向け、夏休みも校内での練習に励んでいた。しかし、豪雨によって土砂崩れが発生し、一同は校内に閉じ込められてしまう。そんななか、校舎を抜け出したクラスの問題児・岩倉が何者かに殺害された。警察に疑いをかけられた岬は、素人探偵さながら、自らの嫌疑を晴らすため独自に調査を開始する。
岬洋介がとうとう主人公になります。
高校生時代の番外編みたいな感覚で読める本です。
ミステリー、クラシック感はボリュームダウンするので、岬先生好きの方はどうぞ!
最後に
もうこのシリーズだけは、安定感抜群の面白さなので本当に人におすすめしたくなる本です。
クラシックCDなんかを聞きながら、読むと共鳴度が上がり感動も2倍になります。
ミステリー好きな皆さん、次の一冊にいかがでしょうか!
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