こんにちは、はるです。
今日は私が大好きなミュージカル『オペラ座の怪人』についてまとめようと思います。
オペラ座について愛情が深すぎて長くなったので、必要な情報が限られている方は目次から飛んでください。好きすぎてミュージカルのオペラ座の怪人についての情報は網羅しているつもりです。
劇中の曲のほぼセットリストをのせているのでネタバレ注意です。
目次
- オペラ座の怪人とは?
- オペラ座の怪人ストーリー
- オペラ座の怪人の曲は?
- シンク・オブ・ミー(Think of Me):クリスティーヌ
- エンジェル・オブ・ミュージック(Angel of Music):クリスティーヌ・メグ
- リトルロッテ(Little Lotte):クリスティーヌ・ラウル
- ザ・ミラー(The Mirror):ファントム・クリスティーヌ
- オペラ座の怪人(The Phantom of Opera):ファントム・クリスティーヌ
- ミュージック・オブ・ザ・ナイト(Music of the night):ファントム
- 怪人の隠れ家(I Remember.../Stranger Than You Dreamt It):ファントム・クリスティーヌ
- 舞台裏(Magical Lasso):ブケー・マダムジリー
- 支配人のオフィス~プリマドンナ(Notes.../Prima Donna):カルロッタ・フィルマン・アンドレ
- オペラ座の屋上:クリスティーヌ・ラウル
- オール・アイ・アスク・オブ・ユー(All I Ask of You):クリスティーヌ・ラウル
- マスカレード(Masquerade)
- 支配人のオフィス(Notes.../Twisted Every Way)
- 墓場にて(Wishing You Were Somehow Here Again):クリスティーヌ
- ドンファンの勝利:ファントム・クリスティーヌ
- ザ・ポイント・オブ・ノーリターン(The Point of No Return):ファントム・クリスティーヌ
- 地下の迷路~怪人の隠れ家(Down Once More.../Track Down This Murderer
- 劇団四季オペラ座の怪人CDアルバム(3,300円くらい)
- オペラ座の怪人横浜公演について
- 映画『オペラ座の怪人』2004年ver
- 続編『ラヴ・ネバー・ダイズ』
- オペラ座の怪人 25周年記念公演INロンドン(DVD)
- まとめ
オペラ座の怪人とは?
ミュージカル『オペラ座の怪人』はガストン・ルルーの同名の小説をアンドリュー・ロイド・ウェバーが音楽と脚本を手掛けミュージカル化した作品です。
日本では1988年から劇団四季によって公演が続けられ、観客動員数は665万人を超える超人気ミュージカル作品です。
オペラ座の怪人ストーリー
1905年、パリ・オペラ座の舞台上。オペラハウスの所有物がオークションにかけられている。 車椅子の老人はその中の一つ、オルゴールに手を止める――。
さかのぼること半世紀、オペラ座の舞台では、オペラ『ハンニバル』のリハーサル中。
しかし華麗な舞台の外では"オペラ座の怪人"の仕業とされる謎めいた事件が続発していた。策を講じない支配人に腹を立てたプリマドンナのカルロッタは、オペラに出演しないと言い出す。急遽代役に選ばれたのはコーラスガールのクリスティーヌ・ダーエ。
亡き父の贈り物"音楽の天使"にレッスンを受けたという素晴らしい歌声を披露し、舞台は大成功をおさめる。
そんなクリスティーヌをひときわ熱いまなざしで見つめる青年がいた。
ラウル・シャニュイ子爵は、美しく成長した幼なじみのクリスティーヌの楽屋を訪れる。その夜、クリスティーヌは楽屋から忽然と姿を消した。
クリスティーヌの前に"音楽の天使"が現れ、オペラ座の地下に広がる神秘的な湖を進み、彼の隠れ家へと連れ去ったのだった。"音楽の天使"を名乗って夜ごと彼女に歌を教えていたのは、愛するクリスティーヌをプリマドンナに仕立て上げ、自分の音楽を歌わせたいと願う"オペラ座の怪人"だったのだ―― (劇団四季公式HPより)
一言で言ってしまえば、歌姫クリスティーヌとお金持ちのラウル、怪人ファントムの三角関係のラブストーリーです。
そこに、壮大な舞台装置を使った豪華絢爛なセット、キャストが着るキラキラのドレス、オペラ座という謎を含む舞台、そしてアンドリューの手掛けた耳から離れない曲…そのすべてが相まって、ミュージカル史上最高傑作と呼ばれるのがこの作品です!
当初、原作にあたる小説にはラブストーリー的要素はなかったそうですが、ミュージカル版にするにあたりラブ要素を取り入れたそうです。
正直、クリスティーヌが情緒不安定で何を考えているかわからず、早くラウルに決めちゃえば幸せになれるのに…!とかやきもきするのですが、
話がクライマックスに向け、ファントムの勢力(というか勢い)とクリスティーヌへの愛憎が入りまじり、劇中歌も何度も繰り返し盛り上がりは最高峰を見せます。
私は豪華なセットも、オペラ座という奇怪な舞台も、ドレスも曲も大好きですが、ファントムが途中で狂ったりしながらもストーリーの最初から一貫してクリスティーヌが大好き!という思いの強さに感動します。
ファントムかっこよすぎ!
オペラ座の怪人の曲は?
第1幕
シンク・オブ・ミー(Think of Me):クリスティーヌ
カルロッタ(オペラ座で一番の歌姫)の代役をここでクリスティーヌが引き受けたことから、彼女クリスティーヌのサクセスストーリーが始まります。
クリスティーヌの歌声がきれいで繊細で、聞き入ってしまいます。
映画版は、歌声に加えクリスティーヌの美しさにも見惚れてしまいます。
神は人に二物を与えるんだな、と思いました…
エンジェル・オブ・ミュージック(Angel of Music):クリスティーヌ・メグ
2人の掛け合いが美しいこの一曲。
メグのあの高い声はどこから出ているんだろう。
続編のラヴネバーダイズを見ると思うけど、この2人はせめてずっと仲良くいてほしかった!
リトルロッテ(Little Lotte):クリスティーヌ・ラウル
ラウルがさわやかにクリスティーヌの楽屋に登場します!
歯の浮くようなセリフを吐きながら。さわやかイケメンすぎる…
ザ・ミラー(The Mirror):ファントム・クリスティーヌ
ファントム登場‼‼
先ほど、歯の浮くようなセリフを言ったラウルに対して「私の宝物に手を出すやつ~」という歌詞でファントムが登場するのですが、この迫力ある声に引き込まれます。
最初はシルエットで登場するのですが、帽子にマントのシルエットが美しすぎる!
このファントムの勢いに負け、クリスティーヌはファントムについていってしまいます。
オペラ座の怪人(The Phantom of Opera):ファントム・クリスティーヌ
この曲で掛け合いながら、ファントムに導かれどんどん地下に吸い込まれていきます。
一般的によく知られてるオペラ座の怪人のテーマ曲です。
エレキギターを使っていて曲自体もかっこいいです!
ミュージック・オブ・ザ・ナイト(Music of the night):ファントム
ファントムが大ボリュームでクリスティーヌで唄う歌。
最初の迫力のある入りから、最後のファルセットまで歌い上げ、ファントムの存在感をザ・ミラーから3曲で確固たるものにします。
あんな至近距離で、あんな良い声で歌われたら、たとえよくわかんない仮面つけてる男でも「ちょっといいいな」と思うわ!
怪人の隠れ家(I Remember.../Stranger Than You Dreamt It):ファントム・クリスティーヌ
ちょっと狂ったようなファントムの地下室での曲。
そしてファントムも仮面を取られ、情緒不安定になったりとバタバタします。
舞台裏(Magical Lasso):ブケー・マダムジリー
クリスティーヌが地下に連れられてしまっている頃、地上ではブケー(誰?と思うかと思いますが舞台のロープとかを調整するスタッフ的な人です)がファントムの陰口をたたいて、マダムジリーに怒られる曲。
支配人のオフィス~プリマドンナ(Notes.../Prima Donna):カルロッタ・フィルマン・アンドレ
奇跡の7重奏!
初見じゃ、何言ってるかさっぱりわかんなかったけど構成が素晴らしいし、それぞれがそれぞれの曲を歌って綺麗にマッチしてる。
そしてそこからカルロッタメインの「プリマドンナ」。この曲に関してはミュージカルより映画の方が良い味を出しているので、もし良ければ映画もチェックしてみて下さい。
オペラ座の屋上:クリスティーヌ・ラウル
ファントムの再登場にクリスティーヌが怯える場面です。
怯えるクリスティーヌにラウルが語りかけます。
オール・アイ・アスク・オブ・ユー(All I Ask of You):クリスティーヌ・ラウル
ラウルは僕が君の光になるということを言い、闇のファントムの対極にいることをアピールし、クリスティーヌもラウルについていくことを決意します。
この二人のラブラブっぷりは本当にかわいらしいです。
ですが、このラブラブなやり取りをファントムは隠れて聞いています。
そして二人が去った屋上に立ちすくむファントム、、、しかしそこにまでラウルとクリスティーヌのラブラブな歌声が聞こえてきて、、、
悲痛な叫びとともに、クリスティーヌへの愛情が狂気にかわり第一幕が閉じます。
第2幕
マスカレード(Masquerade)
舞台上がキラキラになり、豪華なドレスと綺麗なキャスト達でものすごい盛り上がりを見せます。ファントムもいなくなって平穏な生活に戻ったと思いきや、途中でその平穏も壊されます。
支配人のオフィス(Notes.../Twisted Every Way)
狂い始めたファントムを殺すとラウルが言い、
ラウルもおかしくなり始めたところで、クリスティーヌにも限界がきます。
墓場にて(Wishing You Were Somehow Here Again):クリスティーヌ
限界がきたクリスティーヌは、父の墓前で死んだ父に問いかけ始めます。
父の代わりにファントムが答えるのですが、その声はまさに音楽の天使!綺麗で優しい歌声すぎ!!
ドンファンの勝利:ファントム・クリスティーヌ
ファントムとの最終決戦の舞台。
クリスティーヌが主役の舞台に、ファントムは顔を見せない役で紛れ込んできます。そしてそれを狙うラウル。3人の思惑が交差しクライマックスに向けヒートアップ。
ザ・ポイント・オブ・ノーリターン(The Point of No Return):ファントム・クリスティーヌ
舞台上で姿を現すファントム。
もう戻れないとこまできてしまった二人。何としてもクリスティーヌを手に入れたいファントムの思いが伝わります。
そして、舞台上で最後にファントムがクリスティーヌに向けオール・アスク・オブ・ユーを歌います。この曲は、屋上でラウルがクリスティーヌに対して歌っていた曲です。それをここにもって来るとは‼‼
もうファントムのクリスティーヌに対する愛がすごい…!
地下の迷路~怪人の隠れ家(Down Once More.../Track Down This Murderer
物語は急転し、終焉を迎えます。
狂っていたファントムもクリスティーヌに感化され、クリスティーヌから手を放します。途中渡した指輪も返され失恋…終幕です。
失恋という言葉で片付けるには大規模すぎたけど…
劇団四季オペラ座の怪人CDアルバム(3,300円くらい)
CDがあれば、いつでもオペラ座気分になれますし、観劇中は何言ってるかわからなかった部分もおさらいできるので私はよく聞きこんでいます。おすすめです!
オペラ座の怪人横浜公演について
3月25日~8月13日の期間限定公演が始まります。
場所はKAAT神奈川芸術劇場です。チケット予約はもうすでに始まっていますので、早めの予約をオススメします。
※劇団四季HPからスケジュールとチケットの予約ができます。
映画『オペラ座の怪人』2004年ver
ここから余談になりますが、オペラ座の怪人は何度も映画化されています。
その中で唯一ミュージカルの脚本と同じように作ったのがこちらの2004年バージョン。
クリスティーヌが美人すぎて、まじで魅了されます。
さらにDVD購入にあたって、おすすめしたいのが下記リンクのの『オペラ座の怪人コレクターズ・エディション』というDVD!!映画の内容は上記のものと同じなのですが、一番の違いはこちらには日本語吹替が入っており、その吹替を劇団四季のキャストの方がやっているということ!
ちなみに、怪人は高井さん、クリスティーヌが沼尾みゆきさん、ラウルが佐野さんという劇団四季のファンの方にはわかると思いますが超豪華な顔ぶれ!このメンツは音源化されてないので、ゆっくり聞きたい方にはマジでおすすめです。
フォトブックトメイキング映像もついています。
ですが、値段は通常版の2倍以上するので注意…
続編『ラヴ・ネバー・ダイズ』
はい、まさかの続編です。
オペラ座が好きすぎて世界観をちょっとでも壊されるのが嫌で見てなったのですが、こちらも良作でした。
ファントムファンは見ても大丈夫だし、良曲は健在なので楽しめます。
ラウル派の人は見ないでください。ラウルのイメージが崩れてしまいます。
DVD自体安いので、試しに見てみるのはありかも。
オペラ座の怪人 25周年記念公演INロンドン(DVD)
劇団四季ファンはこちらもおすすめ。
吹替がないので見ずらいですが、25周年記念公演だけあって、お金と気合の入り方が違います。オーケストラが素敵なのと、バレエのクオリティは日本とくらべものになりません。歌唱力は劇団四季もまったく負けてません!
あと最後のグランドフィナーレの映像も入っていますが、アンドリュー・ロイド・ウェバー等超豪華なキャスト+制作陣が登場してきてそのシーンも感動します。
まとめ
オペラ座は、一度見ただけじゃ良さがあまり伝わらないんですよ、終盤の急展開について行けなかったりとか曲が基本的に暗いので。
でも、見れば見るほど大好きになる作品なので、試しに2回ほど見てみてください。
そして、こんな長い文章をここまで読んで下さった方、ありがとうございました。
少しでもオペラ座の怪人のすばらしさが伝わればうれしいです。
はる
アラジンを見に行った時の記事はこちら